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その他の医療関連職（民間資格）
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医療秘書の仕事は、非常に広い範囲におよんでいます。しかも複雑で高度な内容のものも含まれています。
医療秘書は、医療事務スタッフとしての仕事を含む多くの仕事があります。受付業務、経理業務、診療事務業務、秘書業務、連絡・補助業務などです。これらの一連の仕事をいかに効率よく、正確に行っていくかは医療秘書の力にかかっています。医学的な基礎知識の習得はもちろん、受付窓口での対応の際の言葉使いや接遇マナーを身につけるのは当然のこととして、レセプト（診療報酬請求明細書）オンライン化が進み、診療報酬に「医師事務作業補助体制加算」が織り込まれる中、パソコンも十分に使いこなせるようになっておくことが必要です。なお、医療秘書と医療事務を明確に区別して養成する学校もあります。
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すべての医療機関は、患者への医療行為について記録を作り一定機関保持しなければならないという法律上の義務があります。この記録のことを「診療録」（一般的にはカルテ）といいます。これには手術や検査の記録などすべての記録が含まれます。
診療情報管理士の仕事は、病院長の指示のもとに、医師や関係者から患者の診療情報を管理・整理すること、必要な時はただちに提供できるようにすること、またそれらの情報をパソコンに登録したり、統計的な処理をして研究に役立つ資料を作成することなどです。
近年、医療に関して情報の開示が叫ばれ、医療環境も変化しています。これからは、診療情報管理士の仕事もますます重要になっていくでしょう。
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（カイロドクター、または整体師ともいいます）
カイロプラクティックはアメリカで生まれ、発達し、現在はヨーロッパ諸国も含めて、国民医療として普及・定着しています。カイロプラクターは、このカイロプラティック療法、整体療法の専門家です。カイロプラクティックのカイロとはギリシャ語で「手」、プラティックは「技術」で、手技療法という意味です。
カイロプラクティック療法は、西洋医学の理論体系をもとに、中枢神経のある脊髄に注目し、その脊髄のゆがみを治すことで神経系統のはたらきを正常に戻し病気を治療します。人間の持つ自然治癒力を生かそうとする治療方法です。腰痛や神経痛、自律神経失調症、内臓機能の低下などの神経機能のアンバランスが原因で起こる病気・症状に効果があります。薬の投与や手術を行わないことも特徴になっています。
なおカイロプラクターは国家資格ではありませんが、アメリカでは脊髄にかかわる神経治療医として国家資格になっています。
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最近、人気の職種になっていますのが、病棟案内・入退院の手続きや検査の準備・医師の回診や手術などのスケジュール管理などを行う「病棟クラーク」というものです。従来の看護師さんの業務を大幅に引き受けるものとなり、総合病院では必ず配置されています。勤務場所はその多くが「ナースステーション」です。看護師さんやそのほかのスタッフと連携して患者さんと医療・看護スタッフの仲立ちをする、高度なITスキルを備えた職種です。
「病棟クラーク」は、「小児病棟」「外科病棟」などのように病棟ごとに勤務先に特色があり、適性にそった病棟に勤務することも可能になります。また、外来患者を担当する「外来クラーク」もあります。
学習の場は、多くの専門学校では「医療秘書科」あるいは「医療情報科」で、２年間の学習で資格を得ることができます。
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歯科における「医療秘書」「医療事務職」と言うことです。診療面の歯科医への直接的な補助は歯科衛生士が担当しますので、受付や事務業務そして診療以外の全般的な補助を引き受けることとなります。
眼科助手も、歯科助手とほぼ同じです。
