看護医療ナビ=Kansai
看護医療ナビ=Kansai
看護医療ナビ=Kansai

HOME > 看護・医療系職業紹介 > 診療放射線技師

看護・医療系職業紹介

診療放射線技師

  •  医師・歯科医師の指示のもとに、放射線検査や治療にかかわる専門職で、医療技術の高度化もあってますます注目度が高まっています。
     仕事は次の5つに分類されます。 ①各種画像検査:エックス線、CT・MRI・超音波などによる画像検査をします。 ②核医学検査:ラジオアイソトープ(放射性同位元素)の化合物を静脈注射などで体内に注入し、放出される放射線の分布や移動状況から体内の諸器官の働きや異常を検査します。 ③放射線治療:X線を含む放射線の細胞を破壊する性質を利用して、悪性腫瘍やガンの治療を行います。 ④医用画像情報管理:画像や放射線部門情報管理・運用をします。 ⑤放射線管理:放射線による障害や事故を防止するために、放射線の安全管理を行います。
     これら放射線検査や管理は、医師との連携が不可欠です。医師が診断・治療を行う上で正確な情報を提供する診療放射線技師の重要性は、医療技術の進化とともに高まっています。
  •  診療放射線技師の働く場の中心は、病院などの医療機関ですが、医療機器の製造の研究・開発部門で働く人もみられます。
  •  診療放射線技師の資格取得は、下図の流れになります。
     授業の中心は、放射線画像診断技術、放射線物理学などの知識の学習ですが、電気工学、電子工学の学習も重視されます。
     学校内での講義より実習時間のほうが多いのが特徴です。
     実習は、実際の医療機関で使用されているものと同じ医療機器を使って行います。さらに最終学年では、数か月にわたって医療機関に出向いて臨床実習が行われます。
     学習内容や放射線技術の要求が高いことから、社会人しかも高学歴の社会人で診療放射線技師を目指す人が多いのも特徴です。
    養成施設は2015(平成27)年現在、約45校あります。
    平成27年実施:診療放射線技師国家試験合格者数
  • 学費・奨学金編
  • 看護・医療系職業紹介
  • AO・推薦入試情報
  • 夏休み集中講座
  • 厚生労働省
  • 日本学生支援機構
  • 文部科学省