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視能訓練士
視能訓練士とは?
視能訓練士の仕事は、視能(視覚機能)を検査したり、斜視や弱視などの視能障害者に対して矯正訓練を行って機能の育成・回復をはかるもので、その仕事は大きく次の2つに分けられます。
①視能矯正訓練:主として斜視(両眼の視点が合わない疾患)や弱視などの視機能障害を対象にした矯正訓練をするもの。
②眼科検査:眼科医において患者の目の病気や視機能に関する検査を行い、医師の診断治療に役立つデータを提供します。
検査内容としては、視力・屈折・調節・視野・色覚・光覚・眼圧・眼位・眼球運動・両眼視機能などがあります。
◆視能訓練士の働く場?
視能訓練士の職場は、総合病院の眼科が中心ですが、眼科専門病院に勤務する人も多くなってきています。
◆視能訓練士の資格をとるには?
視能訓練士の資格取得は、下図に示したようです。 視能訓練士の養成施設・学校は2015(平成27)年4月現在、大学10校、専門学校17校ですが、増加傾向にあります。
養成校での授業には、外国語・心理学・保健体育・生物学・物理学・統計学などがあり、高度な知識が要求されます。
国家試験の受験者は約900人前後ですが、合格率は約90%とかなりの高率です。
眼科医院が増加傾向にあり、専門職としての視能訓練士の必要性は高まってきています。