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歯科衛生士
歯科衛生士とは?
歯科衛生士の行う仕事は、次の3つです。
①歯科疾患の予防のための技術的処置:これは、歯石の除去、虫歯予防のためのフッ素塗布などです。
②歯科医師の治療の全面的な補助業務:歯科医師が治療する際に器具を手渡ししたり、口の中の削りかすを取り除いたりします。また歯型を取る際の準備、レントゲン撮影の用意などもあります。
③地域における歯科予防のための保健指導:ブラッシング指導や食生活の指導などです。
その他病院でのカルテの準備、窓口業務などです。
歯科衛生士の8割が個人の歯科医院に勤務していますが、不足しているのが現状です。その他にも保健所、医療機器メーカーに勤める者も増えています。厚生労働省は歯科医院への歯科衛生士の常勤を強く指導しており、その需要が高まってきています。大学でも学部の新設の動きがみられます。
また最近では、高齢者や身体障害者のための「訪問歯科衛生士」としての仕事も求められるようになっています。
◆歯科衛生士の資格をとるには?
大学の口腔関連学科、短大の歯科衛生士学科、または専修学校などの養成機関で3年学び、国家試験に合格すれば免許が取得できます。また資格は男女を問いませんが、現在のところ歯科衛生士はほとんどが女性です。
養成機関では知識と技術を3年間学びます。1年次は講義が、2年・3年次は臨床実習が中心となります。
2015(平成27)年現在、約150校あります。