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救急救命士
救急救命士とは?
「救急車」に乗務して、心肺機能停止状態の人に対して救急救命処置を行うのが「救急救命士」です。行うことができる主な処置としては、心音・呼吸音の聴取、血圧測定、心拍動の観察、心電図操作、咽に詰まった異物の吸引除去、気道確保、血中酸素飽和度の測定、心臓マッサージ、人工呼吸、酸素吸入器の操作などです。
◆救急救命士の働く場?
働く場は、消防署に勤務し救急隊員として乗務する「救急車」です。消防庁は救急車1台に救急隊員を3人以上配置することを規定しており、救急隊に救急救命士が常時1名を含む体制を整えるようにしています。
救急隊員は2013年では約6万人、救急救命士は約3万人という現状にあり、毎年新たに誕生する救急救命士は約2,600人です。働く場が消防署という限定された場所であることから、就職も厳しいようです。
◆救急救命士の資格をとるには?
救急救命士の資格取得は、下図の流れになります。
養成校での科目としては、公衆衛生学、解剖学、生理学、病理学、看護学など医学系の学科が多くを占めており、厳しい勉強を強られますので、相当な覚悟をもっておく必要があります。