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看護・医療系職業紹介

鍼師・灸師

  •  鍼(はり)師、灸(きゅう)師は「経穴」に物理的刺激を与える療法である点に特色があります。鍼師は金・銀等の金属針を利用して痛覚を、灸師は火のついたモグサを使用して温覚を刺激することにより、人間が本来持つ"自然治癒力"を活性化させるわけです。
     治療手段も違えば、知識や技術も異なっているため、資格としては鍼師と灸師はそれぞれ独立したものになっています。しかし養成機関でのカリキュラムや国家試験での試験科目がほとんど共通なため、両方の資格を取る人が大半です。
  •  鍼師・灸師の養成機関については、2000(平成12)年度から法令の改正がなされました。
    1)時間制から単位制への移行。
    2)他の医療専門職の養成機関ですでに履修した科目については免除できる(あん摩マッサージ指圧師・鍼師・灸師はもちろん、看護師、歯科衛生士、診療放射線技師、理学及び作業療法士、救急救命士など)などです。目的は、カリキュラムについて大幅に弾力的運用を許すことで、各学校ごとに特色を打ち出しやすくすること、単位制をとることで専修学校と大学間の単位の互換性を可能にすることです。
  •  鍼師・灸師になるには、それぞれ国家試験に合格して免許を得なければなりません。国家試験の受験資格を得るには、高校卒業後それぞれの学校・養成施設で3年以上必要な知識と技術を習得する必要があります。
     養成施設・学校は2015(平成27)年4月現在、約110校あり、そのうち大学12校、他は専修学校の養成所です。多くの学校が複数学科を設置し、夜間コースが多いのも特徴です。
     資格取得後は、治療院で経験を積んでから独立開業を目指す人が多いようです。また、リハビリテーションスタッフの一員として活躍する人も増えてきています。
    平成27年実施:鍼師・灸師国家試験合格者数
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